『近所付き合い』

凍った道路は危ない!
が、凍った道路しか無い!
雪が溶けない!

・・・そんな時に、つくづく悲しい世の中だと切実に思いました。

うちは犬の仕事柄、夜のうちに犬が通る部分を一通り雪かきしましたから、特に不便ありません。

ただ、それより道路の場合はどうなのか。

生徒さんの数人も困っていました。

 

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じつは、雪が降った翌朝早くから、外が騒がしい。

なんと、近所の方々が協力し、みんなで雪かきをしているではありませんか!?
誰の土地でもない、みんなの道路。

日当たり良い場所に雪を移動し、みんなが協力しています。
大人も子供も。

かなしいかな、あまりそうゆう関係は減っている世の中なのでしょうかね。

雪の降ってた夜、近所の駐車場に散歩に行ったときに、誰のか知らない停まってる車の全てのワイパーをあげておいたのです。
雪がたまらないように。

良いことしたなぁと自画自賛して自己満足してたら、翌朝のみんなの協力にただただ自分の未熟さを痛感したドッグトレーナーでした。

 

チャンチャン!!

 

さて、お預かり中のダルメシアンちゃんです。
預かり訓練と聞くと、なんか厳しく、訓練しない時はハウスしたりという印象あります。

我が家の場合は普通に一緒に群れとして生活します。
うちの犬として。
別の生徒さんのしつけ教室に同行したり、我が家の訓練犬を手本に群れとして生活します。
リビングにも放しっぱです。
テレビをみたり、寝るのを邪魔してイタズラしてみたり、もちろん自立する時間を作ったり、来客がピンポン押したり、普通に家族としてです。
私生活を体感させ、さらにその中で自立し、指示どうこうよりも犬自らの自発行動を促します。

雪に間をすり抜け・・・
雪に間をすり抜け・・・
ハイ!と停まります!
ハイ!と停まります!

 

 

昨日の散歩で、雪かき中のおじいさんが話しかけてきました。

 

「昔、ポインターを飼っていたんだよ!

本当にすごかったんだよー。
犬は大変だよ。
その子はどこかに訓練をお願いしているのかい?
いやぁ、すごいきちんとしてるからさぁ。」

 

 

・・・・・・・。

 


ふっふっふっ、おじいさん、何を隠そう僕は訓練士なのです。
ふっふっふっ。
ふははは!!
はっはっはー!!!!
うわぁっははぁはははぁー!!!
ひゃあっふぁっうがあぁぁ!!!

 

と、気持ちよく名乗りたいのが悲しい性。
そんな時期もありました。

 

信号待ち。まだかなぁ~。
信号待ち。まだかなぁ~。

がしかし、訓練競技会とかドッグショーとかにいる偉そうにタバコふかしながらドン!と居るような愛想ない訓練士になりたくないのです。
最近、どこのドッグスクールのトレーナーも本当に愛想よく、みなさん優しく、へんなプライドもなく良い方々です!
せっかくそうなのに、業界の偉い方々はよく分からん。。。

 

 

おじいさん、訓練なんか二の次、まず一緒に雪かきしますよ・・・

と、せっせと雪かきしました。

犬と暮らすと、色々なトラブルが起こりますが、やっぱり人と人とのつながり、近所付き合いって大事ですね!

愛犬のためになります。

 

みなさん、滑らないように気をつけてください。

(お付き合いありがとうございます!)